2014年1月25日土曜日
シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」
2012年アメリカの大統領選挙の結果を完璧に当てたことで有名なネイト・シルバーの本です。解説は『統計学が最強の学問である』の著者西内啓さんです。この本では、予測に関する事例(ポーカー、天気予報、地震、経済、テロなど)を色々と紹介しています。何がシグナルで何がノイズなのか、両者を見分けることの困難さと、その面白さを書いた本です。また、必ずしも予測が絶対的なものではなく、あくまで「確率」で考え、予測が当たったとしても謙虚になる姿勢を忘れないことが大事だと述べています。分厚い本ではありますが、データ分析に関して興味がある方には是非オススメしたいと思います。
ちなみに、日本でもカジノができるだろうということで、私としてはよい話だと思いますし、宝くじを買わない私もカジノは行くと思います(笑)。他のギャンブルに比べれば、なんとなくクールなイメージがありますよね。
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