2012年7月17日火曜日
ITの勉強をはじめるにあたって(基本・応用情報技術者試験を受ける)
近年、仕事をやる上で、ITのスキル(PC操作、エクセル、プログラミングなどなど)は必ず必要であり、また自分もITの勉強をちょこちょこしているので、ITに関する話題を書きます。ITの基本的な知識を網羅的に身につけたいけど、どうすればいいのかわからない方は、まず基本情報技術者試験などを受けることをおススメします。もちろん、この資格を持っているからといって仕事ができるかどうかは別問題だと思いますが、企業によっては、この資格を必ず取らせるところもあり、一時金がでたり、給与がアップすることもあるようです。また、色んなITの知識を浅く広く身につけることができるので、これくらい教養として取っておいてもいいのではないかと思います。おススメの参考書としては、上の本です。基本情報の本の中では一番わかりやすかったと思います。
勉強の方法としては、自分がいいと思う参考書を読みつつ、問題を解いたらよいと思われます。参考書を読むだけではよくわからないと思うので、過去問をやることで、知識が身に付きます。過去問は上の問題集がわかりやすいと思います。
余裕があれば、上のような問題集などをやればよいと思いますが、基本情報に受かるだけなら、基本情報の過去問をしっかりやっておけば、いいような気がします。ちなみに、自分は上の参考書や問題集を使って、基本は午前午後合わせて8割くらいとれて合格。次の応用もすぐに受験しました。電車に毎日乗っている20分くらいの間(往復)で下の本で勉強し、最後の1週間は下の過去問を眺めていて、午前は9割くらいとれて合格できました(マネジメント、ストラテジーは満点)。
以下が応用の過去問です。かんたんシリーズはわかりやすいです。
問題集などの使い方としては、最低3回はやりましょう。もちろん、1度できた問題は飛ばします。ただし、正解出来た問題でも、選択肢で問われている知識くらいは軽く確認しましょう。すべて覚える必要はありません。覚えるべきものは、何回も出題されているものです。何度も同じ問題が出題されるようなので、過去問は必ずやりましょう。
ちなみに、基本情報の午後はエクセルが一番簡単だと思います(年によるかもしれませんが。)。得意な言語があれば、それを選べばいいと思います。また、応用の午後は記述対策はある程度した方がいいかもしれません。自分は結果的に7割取れましたが、ほとんど本番ぶっつけでいったので、試験合格発表までちょっと自信がありませんでした。ただし、それほどマニアックな知識を学ぶ必要はなく、読解力の問題だったような気もします。知識を試されているというよりは、国語の問題みたいでした。
社会人(独身)の方であれば、ゼロから勉強始めて、基本情報は3か月、応用はそれに+3か月くらいで受かるのではないかと思います。学生で、かつ、勉強時間がたくさん確保できる方であれば、合わせて3か月くらいあれば十分だと思います。合格率はそれぞれ、25%、20%です。なお、この先に高度技術者試験(ネットワーク、DBなど)もありますが、これはまた別の機会に紹介したいと思います。
なお、これらの資格と、数学との関わりのある分野をあげると、集合論、論理学、情報理論、線形計画法などがあります。これらをみっちり勉強している人たちにとっては、基本や応用で出題される問題は朝飯前(これらの分野に限る)でしょう。
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