2012年10月6日土曜日

外資系金融の終わり



金融日記ブログの藤沢さんの本です。賛否両論ありますが、この人のブログや本は読みやすく、また今回出版された『外資系金融の終わり』も面白いです。本の詳細は実際にみていただくとして、このブログを書いている現状では、外資系金融の人員削減は激しいようです。とある情報源によると、日本の某外資系金融で有名な某クオンツの方は日本から海外にいかれたそうです(これが日本におけるクオンツの削減なのか、それともただの異動なのかは定かではありませんが、前者のような気がします)。また金融業界の全体的な流れでいうと、難しい数学を使って金融商品を計算するというよりは、シンプルなものが好まれる傾向にあるようです。(一部、新しい理論やロジックを使った算出方法もありますが、BSモデルのようなヒットはないようです。ちなみに、最近流行っているのはカウンターパーティーリスクマネジメントとかOISとかですかねー。)

ただ、金融業界のクオンツの職が少なくなったといっても、数学的なモデルも理解できて人にわかりやすく説明できて、ITに強くプログラムもできて、英語もそこそこできれば、仕事に困ることはないような気もします(年収5000万円にはいかないでしょうけど、20代で1000万円以上もらっている人はいるようです。まあ、それほど企業は利益につながるデータ分析できる人たちがほしいわけです。)。昨今は、データマイニングやらビックデータやら、データ分析のお仕事が増えています(ソーシャル系の企業やデータ分析系の企業など)。そういった仕事はクオンツにとって大得意なわけです。まあ、これらの能力についてすべて一流になれるわけではないでしょうが、他はそこそこでもどれか1つ2つ抜きんでていれば、企業にとってはほしい人材ではないかと思います。

リモートワークについて

また久しぶりにブログを書きます。最近はリモートワークで、通勤時間が減ったことにより、より時間が有効活用できるようになったので、また読んだ本のアウトプットをする機会をまた作っていこうと思います。 3月ごろからずっとリモートワークをやってきており、はじめは慣れない部分もあり、効率...